ABOUT

はじめまして。キャンドルクリエイターのnovです。
皆さんは、キャンドルと聞くとどんなものを思い浮かべますか?

大切な人からもらったプレゼント、旅先で買った思い出の品、お気に入りのインテリア…人によって答えも様々かと思いますが、そのどれもが温かい記憶と共にあるのではないでしょうか。
そんなキャンドルですが、一度も灯したことがないという方が非常に多いんです。
もちろんそのまま飾っておいても美しいんですけど、僕はこれをすごくもったいないなぁと感じています。

僕がキャンドルの魅力と出会ったのは、野外フェスで過ごした夜。
音楽好きな人なら見たことある人もいるんじゃないかな?
フェスって夜になるとキャンドルを灯すことが多いんですよ。

あちこちで色とりどりの優しい光がゆらゆら揺れて、当時WEBデザイナーの仕事で疲れきっていた僕はそれを見て吸い込まれるように、心から癒されるなぁ…って感動しました。

衝動的に作ってみたいと思って材料をひと通り買ってみたんですけど、WEBデザイナーの仕事ってもうとにかく忙しくて、せっかく買ったのに作る時間も取れないまま、しまいこんで忘れてしまっていたんです。

いつも疲れていたのは自分だけじゃなく一緒に働いていた仲間も同じで、そういう毎日を過ごすうちに、これからの時代は人を癒すことが大切になってくると思うようになっていきました。
それで思い切ってアロマの資格を取ったんです。

資格を取った後で知ったんですけど、アロマの業界って男性NGのサロンがすごく多くて一度は落胆したんですけど、その時ふと昔買ったキャンドルの材料のことを思い出したんです。
キャンドルなら、アロマの知識を活かしながら自然な香りと優しい光で人を癒せるんじゃないかって。

早速、しまっていた材料を引っ張り出して、「さあ、ロウに色つけて型に流し込んで作りましょう」くらいの軽い気持ちで作ってみたら、あの自分が辛かったときに癒してくれたキャンドルのようにはならなくて、あれ?なんでだろう?全然わからないって思ってそれから毎日作るようになったんです。
失敗してはまた作って…を繰り返して理想に近い作品を作れるようになってくると、友達から、「うちの店に置かせてよ」って依頼されるようになっていきました。

納品と完売を何回も繰り返すうちに取引先も少しずつ増えて、各地のイベントへ出店して、 そこでまた作品を知って手に取ってもらえる機会が増えて、活動の幅が広がっていきました。

キャンドルを灯したときの幻想的な美しさや、この優しさが繋ぐ縁をもっと多くの方に感じていただきたく、今は愛知県津島市の駅前商店街にEnishi Candleという屋号で店舗兼アトリエを構えて活動しています。

お店のある場所は全国に3000以上点在する津島神社の総本社でもある津島神社の参道でもあるので、通りがかる人や町歩きをされる人にもほっとしたひとときを楽しんで欲しいと、無農薬豆のコーヒーやチャイ、果実ソーダ等のテイクアウトも行っています。

どうぞ、お近くにお越しの際はお立ち寄りくださいね。